新潟市潟のデジタル博物館

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福島潟に初雁飛来しました(お知らせ)
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水の駅「ビュー福島潟」からお知らせです。
雁の仲間の冬の渡り鳥で、国の天然記念物であるヒシクイが9月28日に福島潟で今季初確認されました。

ヒシクイ(亜種ヒシクイ)1羽がカモとともに福島潟で過ごしているところを、水の駅「ビュー福島潟」のレンジャーが確認しました。これが今シーズンの初記録となります。初雁飛来としては昨年の10月3日(マガン、オオヒシクイ)より5 日早い記録となりました。

福島潟はヒシクイ類をはじめガンカモ類の一大越冬地となっており、すでにコガモやヒドリガモなど千羽以上の小型カモ類が飛来しています。これからさらに渡り鳥でにぎやかになる季節となります。

【亜種ヒシクイについて】

  • 亜種ヒシクイはカモ目カモ科の大型の水鳥で、国の天然記念物に指定されているガン「ヒシクイ」の一亜種です。今回見つかったヒシクイは、福島潟に多い「オオヒシクイ」とは別亜種ですが、標準和名の種名と亜種名が同じ「ヒシクイ」であるため、混同を避け亜種名を明示する場合は俗に「亜種ヒシクイ」とも表記されます。
  • 同じヒシクイの中の一亜種オオヒシクイは新潟市北区では平成27 年1 月に北区の鳥として制定されました。
  • 福島潟に飛来するヒシクイはオオヒシクイが主体ですが、毎年少数の亜種ヒシクイも確認されています。
  • 古くから「雁」という呼び名で日本人に親しまれてきた鳥の一種で、和歌や絵画にもよく登場する。鉤になり竿になり飛ぶ姿は古くから秋の風物詩です。

【関連のお知らせ】

  • 10 月10 日はオオヒシクイの日(トットの日)
    10 月10 日はトットの日。日本記念日協会認定のオオヒシクイの記念日です。オオヒシクイをいつまでも見続けられるようにとの願いが込められています。
  • バードウォッチング
    福島潟で秋の渡り鳥や冬鳥を中心に観察しながら潟端を散策します。
    次回日時:10 月27 日(日) 午前10 時~11 時30 分
    会場:水の駅「ビュー福島潟」集合
    参加費:無料/ 定員:10 人、要申し込み、先着順
  • オオヒシクイ案内所
    野鳥観察舎を早朝から開館。ガンやハクチョウの飛び立ちを観察できます。
    日時:11 月10 日、17 日、24 日(日曜) 午前6 時20 分~午前7 時40 分
    会場:福島潟の野鳥観察舎「雁晴れ舎」(新潟市北区新鼻)
    参加費:無料/申込み不要(直接会場ヘ)、時間内随時参加可

【問い合わせ先】
水の駅「ビュー福島潟」(指定管理者 福島潟推進グループ)
〒950-3328 新潟県新潟市北区前新田乙493 番地
TEL 025-387-1491
FAX 025-384-1200
水の駅「ビュー福島潟」ホームページ(外部サイト)

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更新日:2024年10月01日

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