生業
筌うけ
名称 | 筌(うけ) |
---|
分類 | 漁業 |
---|---|
分野 | 漁具 |
用途 | 漁業 |
画像 |
(左3枚)亀田郷土地改良区 所蔵資料 (右端)「タツベエを担いでドジョウに捕りに行く少年」齊藤文夫氏 撮影 提供 |
関連する潟 | 鳥屋野潟、上堰潟 |
---|
筌のことを「ツヅ」と呼ぶ所が多いが、西蒲区では「タツベエ」、福島潟周辺では「カゴ」と呼ばれた。竹製で酒瓶の形状をしているものが多い(カヤや柳製のものもある)。水路に上部2センチ程度を残して浅くつけ込んでおき、口の部分は藁で閉じて一晩中つけておく。魚が入る側の口には魚を逃さないカエシという仕掛けがあり、取り出し口にはワラを詰めておくので、中に入った魚は外に出られない。ドジョウは長さ45cm程度の小さい筌を仕掛け、ナマズやウナギの時は長さ75cm程度の筌を仕掛けるなど魚によって大きさが違った。