新潟市潟のデジタル博物館

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福島潟にオオヒシクイが飛来しました(お知らせ)
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水の駅「ビュー福島潟」からお知らせです。
国の天然記念物でもあるヒシクイが10月1日に福島潟で今季初確認されました。

オオヒシクイ2羽がマガン1羽とともに福島潟に飛来したところを、水の駅「ビュー福島潟」のレンジャーが確認しました。これが今シーズンのオオヒシクイ初記録となります(マガンはすでに9月29日に1羽初認されました)。
オオヒシクイの初飛来は昨年より2日早いですが、ほぼ平年並みの飛来日です。

福島潟は国内でも有数のオオヒシクイの越冬地になっています。
さらにいろいろな渡り鳥でにぎやかになる季節となります。

【状況】
よく晴れた朝で、二王子岳の山の端から朝日が顔を出してからほどなく、北側から上記3羽のガンが鳴きながら福島潟へ飛来、15分ほど潟上空を旋回したのち、そばの水田におりたち餌をついばんでいました。

【オオヒシクイについて】

  • オオヒシクイはカモ目カモ科の大型の水鳥で、国の天然記念物に指定されているガン「ヒシクイ」の一亜種です。新潟市北区では平成27年1月に北区の鳥として制定されました。
  • 古くから「雁」という呼び名で日本人に親しまれてきた鳥の一種で、和歌や絵画にもよく登場する。鉤になり竿になり飛ぶ姿は古くから秋の風物詩です。
  • 日本では冬場に飛来する渡り鳥として知られており、夏場はロシアのカムチャツカ半島を繁殖地として過ごします。
  • 福島潟には毎年9月末~10月上旬に飛来し、2月頃まで滞在します。
  • オオヒシクイの日本への飛来数はおよそ一万羽といわれ、福島潟は国内有数の越冬地となっていて多い時で5千羽以上が飛来。2022年1月、2024年1月にはオオヒシクイを主とするヒシクイ(全亜種含め)9千羽以上の飛来が記録されました。

【関連のお知らせ】

  • 10 月10 日はオオヒシクイの日(トットの日)
    10 月10 日はトットの日。日本記念日協会認定のオオヒシクイの記念日です。オオヒシクイをいつまでも見続けられるようにとの願いが込められています。
  • バードウォッチング
    福島潟で秋の渡り鳥や冬鳥を中心に観察しながら潟端を散策します。
    次回日時:10 月27 日(日) 午前10 時~11 時30 分
    会場:水の駅「ビュー福島潟」集合
    参加費:無料/ 定員:10 人、要申し込み、先着順
  • オオヒシクイ案内所
    野鳥観察舎を早朝から開館。ガンやハクチョウの飛び立ちを観察できます。
    日時:11 月10 日、17 日、24 日(日曜) 午前6 時20 分~午前7 時40 分
    会場:福島潟の野鳥観察舎「雁晴れ舎」(新潟市北区新鼻)
    参加費:無料/申込み不要(直接会場ヘ)、時間内随時参加可

【問い合わせ先】
水の駅「ビュー福島潟」(指定管理者 福島潟推進グループ)
〒950-3328 新潟県新潟市北区前新田乙493 番地
TEL 025-387-1491
FAX 025-384-1200
水の駅「ビュー福島潟」ホームページ(外部サイト)

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更新日:2024年10月02日

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