さまざまな伝説が残る池
ドンチ池どんちいけ
潟の概要
西区中権寺(地籍は赤塚)にある砂丘湖です。周囲を森と墓地に囲まれ、池に近づくための道は、特に整備されていません。
ドンチ池の植物
1990年代には約170 種の植物が確認されており、水生植物のほか、平地や低い山地の植物、海浜植物などがみられます。
さまざまな言い伝え
土地や水の権利をめぐり争われた場所のことを「論地(ろんち)」と呼びますが、江戸時代、この池は赤塚村と内野村との水論の場となったことから、「論地池(ろんちいけ)」とも呼ばれています。その他にも尼池(あまいけ)、グランド池とも呼ばれています。ドンチ池には尼寺が沈んでいるといった伝説や、幽霊・河童伝説といった池にまつわる秘話・伝説が多く残されています。
基本データ
面積:約0.3ha
水面標高:T.P.+2.6m
水源:湧水
潟(湖沼)のタイプ:砂丘湖(ひとつの砂丘体の上のくぼ地にできた水面)
所在地
新潟市西区赤塚(地籍は赤塚であるが、中権寺地区に近い)