亀田砂丘に残る唯一の水辺空間
北山池きたやまいけ
潟の概要
江南区北山に位置し、亀田砂丘のくぼ地にできた池です。現在は池を中心に北山池公園が整備されています。
景観的特性
北山池公園内は、ヘラブナ釣り、桜の名所として親しまれています。緑色の花を咲かせる珍しい桜「御衣黄(ぎょいこう)」を見ることができます。
北山池の植物
北山池は、公園としての整備がされながらも、アサザなどの希少種が生育している貴重な場所として残されています。
北山池の歴史
江南区北山周辺、亀田砂丘の砂丘間には、かつて大小6つの池が点在していました。しかし、時代の流れとともに、北山池以外の池は、耕地や公園、住宅地に変わっていきました。
北山池には「兄池(あんにゃいけ)」と「弟池(おじいけ)」と呼ばれる大小2つの池がありました。昭和40(1965)年に兄池は埋め立てられて、公園と住宅地に変わりました。現在残っているのは弟池で、かつては北側では竹藪が水面まで続き、池に沿っての一周はできませんでしたが、周囲が埋め立てられ、池の一周ができるようになり、さらに護岸工事がされて現在の公園の形になりました。
基本データ
面積:約1.6ha
水面標高:T.P.+0.4m
水源:地下水・農業排水
潟(湖沼)のタイプ:砂丘湖(ひとつの砂丘体の上のくぼ地にできた水面)
所在地
新潟市江南区北山(北山池公園)
交通アクセス
【車】
●新潟バイパス(国道7号)竹尾インターチェンジから約15分
【バス】
●新潟交通バス停「北山」下車徒歩約10分
駐車場
23台(うち身障者用1台)